こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。
主はみ腕をもって力をふるい、 心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、
いと高き者は人の子らを分け、 諸国民にその嗣業を与えられたとき、 イスラエルの子らの数に照して、 もろもろの民の境を定められた。
これらはノアの子らの氏族であって、血統にしたがって国々に住んでいたが、洪水の後、これらから地上の諸国民が分れたのである。
エベルにふたりの子が生れた。そのひとりの名をペレグといった。これは彼の代に地の民が分れたからである。その弟の名をヨクタンといった。
これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。
彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。
彼らの怒りは、激しいゆえにのろわれ、 彼らの憤りは、はなはだしいゆえにのろわれる。 わたしは彼らをヤコブのうちに分け、 イスラエルのうちに散らそう。
主よ、あなたの敵、あなたの敵は滅び、 不義を行う者はことごとく散らされるでしょう。
これらから海沿いの地の国民が分れて、おのおのその土地におり、その言語にしたがい、その氏族にしたがって、その国々に住んだ。
主はもろもろの国のはかりごとをむなしくし、 もろもろの民の企てをくじかれる。